2014年10月28日火曜日

SUBTOTAL関数を使用し計算できる種類の一覧

Excel2013のSUBTOTAL関数を使用し、計算できる種類の一覧です。

非表示の
値を含む
非表示の
値を無視
同様の関数  計算内容
 1  101  AVERAGE  平均
 2  102  COUNT  数値の個数
 3  103  COUNTA  データの個数
 4  104  MAX  最大値
 5  105  MIN  最小値
 6  106  PRODUCT  積
 7  107  STDEV  標本標準偏差
 8  108  STDEVP  母標準偏差
 9  109  SUM  合計
 10  110  VAR  標本分散
 11  111  VARP  母分散

「非表示の値を含む」を使うと、オートフィルターの抽出結果を反映できます。
「非表示の値を無視」を使うと、オートフィルターの抽出結果を反映しません。結果、通常のワークシート関数を使うのと同じになります。

2014年10月27日月曜日

SUBTOTAL関数の入力方法

Excel2013のSUBTOTAL関数の入力方法です。

関数の入力セルに、=SUBTOTAL( と入力すると、計算方法のリストが表示されるので選択します。
計算方法のリストが表示されるので選択します
 ,(コンマ)を入力し、計算範囲を指定します。
 ,(コンマ)を入力し、計算範囲を指定します
 )を入力し完了です。
 )を入力し完了です

2014年10月26日日曜日

SUBTOTAL関数とは

Excel2013のSUBTOTAL関数とは、オートフィルタ結果を反映し計算する関数です。SUBTOTAL関数では平均や合計など11種類の計算ができます。
ここではSUBTOTAL関数とAVERAGE関数を使い、オートフィルタ結果でどのようになるか違いを見ます。

全国の都道府県の人口一覧表です。
セルD2には、 =SUBTOTAL(1,D9:D55) と入力されていてSUBTOTAL関数で人口の平均を算出しています。
SUBTOTAL関数で人口の平均を算出しています
セルD4には、 =AVERAGE(D9:D55) と入力されていてAVERAGE関数で人口の平均を算出しています
AVERAGE関数で人口の平均を算出しています
  1. [都道府県名]と[人口]の項目名を選択します。
  2. リボンの[データ]-並べ替えとフィルターグループの[フィルター]をクリックします。
並べ替えとフィルターグループの[フィルター]をクリック
人口セルの▼をクリックし、表示されるメニューの[数値フィルター]-[指定の値以下]をクリックします。
[数値フィルター]-[指定の値以下]をクリックします
オートフィルターオプションダイアログボックスが開きます。ここでは人口が5千万人以下の都道府県の平均を計算したいので、人口に「5000000」と入力し[OK]ボタンをクリックします。
オートフィルターオプションダイアログボックス
オートフィルターが実行され、人口が5千万人以下の都道府県が抽出されました。
セルD2のSUBTOTAL関数は、 オートフィルターの抽出結果で計算結果が変わりました。
セルD4のAVERAGE関数は、 オートフィルター実行前と変わりなく同じです。
このようにSUBTOTAL関数を使うと、オートフィルターの抽出結果で計算値を反映させることができます。
SUBTOTAL関数を使うと、オートフィルターの抽出結果で計算値を反映



2014年10月21日火曜日

COUNTIF関数で指定したデータに一致した個数を数える

Excel2013のCOUNTIF関数で、指定したデータに一致した個数を数えます。

下の表から「休み」の個数をカウントします。
COUNTIF関数で、指定したデータに一致した個数を数えます
セルC2には、=COUNTIF(C5:E16,"休み") と入力されています。
  • C5:E16はカウントするセル範囲です。
  • "休み"は検索するデータです。
結果カウントされた結果が「5」と表示されました。
=COUNTIF(C5:E16,"休み") と入力されています

2014年10月18日土曜日

COUNTA関数で空白を含まないデータ個数を数える

Excel2013のCOUNTA関数で、空白を含まないデータ個数を数えます。

セルB2には、=COUNTA(B4:B13) と入力されています。
 B4:B13はカウントする範囲です。
下のシートは空白セルがない場合です。
=COUNTA(B4:B13) と入力
 空白セルを含めた場合です。空白セルがある場合でも、正常にデータ個数がカウントできました。
空白セルがある場合でも、正常にデータ個数がカウントできました

2014年10月16日木曜日

HYPERLINK関数でハイパーリンクを作成する

Word2013のHYPERLINK関数でハイパーリンクを作成します。ハイパーリンクとは、クリックするとインターネット等のネットワークのサイトを開くことができる機能です。
お気に入りや仕事でよく使うサイト一覧などで使うと便利です。

セルB2には、=HYPERLINK("http://excel2013-function.blogspot.jp/") と入力されています。
  • http://excel2013-function.blogspot.jp/ はリンク先のURLです。
=HYPERLINK("http://excel2013-function.blogspot.jp/","Excel2013関数") のように別名を設定することができます。URLでは分かりにくい場合、別名を設定します。

2014年10月15日水曜日

RANK関数で点数に順位を付ける

Excel2013のRANK関数で点数に順位を付けます。

点数の一覧表です。D列に順位を付けます。
点数の一覧表
セルD3には、=RANK(C12,$C$3:$C$12) とRANK関数が入力されています。
  • C12 : 点数が入力されているセルです。
  • $C$3:$C$12 : 点数が入力されているセル範囲です。セル範囲は変わらず固定なので、$を付けて絶対番地にしています。
=RANK(C12,$C$3:$C$12) とRANK関数が入力されています
下のセルにコピーすれば、全体に順位を付けることができます。
全体に順位を付けることができます

2014年10月13日月曜日

NOW関数で今の日時を表示する

Excel2013のNOW関数で今の日時を表示します。

セルB2には、=NOW() と入力されていて、今の日付と時刻が表示されます。
=NOW() と入力されていて、今の日付と時刻が表示
=NOW()+10 と入力すると10日後の日付を表示させることができます。
=NOW()+10 と入力すると10日後の日付を表示
=NOW()+"1:10" と入力すると1時間10分後の時刻を表示させることができます。
=NOW()+"1:10" と入力すると1時間10分後の時刻を表示

TODAY関数で今日の日付を表示する

Excel2013のTODAY関数で今日の日付を表示します。

セルB2には、=TODAY() と入力されています。これでパソコンに設定されている今日の日付が表示されます。
セルB2には、=TODAY() と入力されています
=TODAY()-10 のように計算式を入力でき、これで10日前の日付が表示されます。
10日前の日付が表示

2014年10月11日土曜日

REPT関数で同じ文字列を指定回数表示する

Excel2013のREPT関数で、同じ文字列を指定回数表示します。

セルC2には、=REPT(B2,5) と入力されています。
  • B2は繰返す文字列を指定しています。
  • 5は繰返す回数です。
《実行結果》
  • 2行目 : 半角数字 123 を5回繰返しています。
  • 3行目 : B3には =B2+1 と計算式を5回繰返しています。結果文字列として処理されています。
  • 4行目 : 全角文字列を5回繰返しています。

2014年10月10日金曜日

Weekday関数を使わずに、TEXT関数で日付から曜日を表示させる

Excel2013で、Weekday関数を使わずに、TEXT関数で日付から曜日を表示させる方法です。

C3セルには、=TEXT(B3,"aaaa") と入力されています。これで曜日が表示できました。
Weekday関数では右寄せでしたが、 TEXT関数では左寄せで表示されています。
  • B3は曜日の元になる日付です。
  • "aaaa"は曜日を表す書式です。 "aaaa"で土曜日、"aaa"で土と表示されます。
C3セルには、=TEXT(B3,"aaaa") と入力されています
=TEXT(B3,"aaa") に変更した結果です。「土曜日」から「土」になりました。
=TEXT(B3,"aaa") に変更した結果
下の列にコピーし、全ての日付から曜日が表示されました。
全ての日付から曜日が表示

DSUM関数で指定した項目で集計する

Excel2013のDSUM関数で、指定した項目で集計する方法です。

 支店別売上表です。
売上の合計を、指定した支店別に集計します。
D15には、=DSUM(C2:D11,"売上",C14:C15) と入力されています。
  • C2:D11は[支店名]と[売上]の範囲です。
  • "売上"は集計する項目名です。これは=DSUM(C2:D11,D2,C14:C15)のように項目名のセルを指定することもできます。 
  • C14:C15は集計する項目名です。ここでは[支店名]になります。

これで合計の支店名に入力した、A支店の売上が集計できます。
D15には、=DSUM(C2:D11,"売上",C14:C15) と入力
 集計項目をB支店に変更した結果です。B支店の売上が集計できています。
集計項目をB支店に変更した結果

日付から曜日を表示させるWeekday関数

Excel2013で、日付から曜日を表示させるWeekday関数を使います。

B列には日付が入力されていて、その日付から曜日を表示させます。
C3には、 =WEEKDAY(B3) と入力されています。
  • B3は元になる日付です。
結果曜日を表す番号が表示されます。番号はデフォルトで下記になります。
  • 1 : 日曜日
  • 2 : 月曜日
  • 3 : 火曜日
  • 4 : 水曜日
  • 5 : 木曜日
  • 6 : 金曜日
  • 7 : 土曜日
この番号を書式設定を変更し、曜日名で表示させます。
C3には、 =WEEKDAY(B3) と入力されています
リボンの[ホーム]-フォントグループの右下ボタンをクリックします。
フォントグループの右下ボタンをクリック
セルの書式設定が開きます。
  1. 表示形式タブにします。
  2. 分類から[ユーザー定義]を選択します。
  3. 種類に,aaa と入力します。これで上のサンプルのように、曜日の頭文字が表示されます。
種類に,aaa と入力します
種類に,aaaa (半角aを4文字)と入力すると、上のサンプルのように、「曜日」を付けて表示されます。
種類に,aaaa (半角aを4文字)と入力
書式を設定した結果です。曜日が表示されました。
曜日が表示されました
別のセルにコピーし全ての日付から、曜日を表示させることができました。
別のセルにコピー

2014年10月8日水曜日

IF関数で合否を判定する

Excel2013のIF関数で合否を判定する方法です。

下の得点判定表の得点に入力すると、80点以上なら○、そうでないなら×と判定します。
セルC5には、 =IF(B5>=80,"○","×") と入力されています。
  • B5>=80 はB5の値が80以上ならばという意味です。
  • "○" は80以上なら○を表示します。
  • "×" は80以上でなければ×を表示します。
これを下のセルにコピーします。得点が入力されていない状態では、80点以上でないので×と表示されます。
セルC5には、 =IF(B5>=80,"○","×") と入力
得点に80を入力すると、IF関数の判定結果は○と表示されます。
IF関数の判定結果は○と表示
得点に79を入力すると、IF関数の判定結果は×と表示されます。
IF関数の判定結果は×と表示
全ての得点を入力した結果です。
全ての得点を入力した結果

VLOOKUPの使い方

Excel2013の関数のVLOOKUPを使い、コードを入力すると名前や単価などのデータが自動的に入力できるようにします。これを表引きといいます。

表引きの元になるSheet2の部品一覧表です。
Sheet2の部品一覧表
Sheet1の部品在庫チェック表です。これの「部品コード」を入力すると、[部品名]と[単価]が自動的に入力されます。
部品名のセルC5には、=VLOOKUP(B5,Sheet2!$B$3:$D$12,2) が入力されています。
  • B5 は検索する部品コードを入力するセル位置です。
  • Sheet2!$B$3:$D$12 はSheet2に作成した表引きの元になるセル範囲です。
  • 2 部品名は表引きの元になる表の2列目という意味です。
これを部品名の下のセルにコピーします。
#N/A は部品コードが入力されていないので表示されているエラー表示です。
部品名のセルC5には、=VLOOKUP(B5,Sheet2!$B$3:$D$12,2) が入力
単価のセルD5には、=VLOOKUP(B5,Sheet2!$B$3:$D$12,3) が入力されています。
  • B5 は検索する部品コードを入力するセル位置です。
  • Sheet2!$B$3:$D$12 はSheet2に作成した表引きの元になるセル範囲です。
  • 3 単価は表引きの元になる表の3列目という意味です。
これを単価の下のセルにコピーします。 
単価のセルD5には、=VLOOKUP(B5,Sheet2!$B$3:$D$12,3) が入力
部品コードを入力します。
部品コードを入力
Enterキーで確定すると、[部品名]と[単価]が表示されます。
[部品名]と[単価]が表示